不動産売却する際には、さまざまな費用がかかります。

その中には税金も含まれており、不動産売却時に発生する税金について理解しておかないと、思わぬ出費に驚くことも。

不動産売却に伴う税金は主に、「売却手続きに関連するもの」と「売却益が発生した場合にかかるもの」に分けられます。

支払いを見落とさないように、今回は不動産売却における税金に焦点を当てて解説しています。

◇印紙税

印紙税は不動産の売買契約書などの「課税文書」にかかる税金です。

税額は契約金額に応じて設定されていて、契約書に収入印紙を貼り、消印することで課税が完了します。

◇登録免許税

登録免許税は、不動産や企業などの登記手続きに伴う税金です。

不動産売買においては登記費用として発生し、司法書士の報酬や書類の入手などの実費と一緒に請求されます。

◇譲渡所得税

不動産売却して得た利益には、「譲渡所得税」がかかります。

これは、不動産の売却による利益である譲渡所得に課される所得税・住民税で、得た利益は個人の所得と見なされ、所得税・住民税が課されます。

譲渡所得税は、売却価格から不動産の取得費や譲渡にかかる費用を差し引いた「譲渡所得」に応じて変わるので、詳しくは不動産会社に確認しましょう。

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