古い家はそのまま売った方が良い？解体して更地にした方が良い？
コラム
築年数がかなり経っている住宅ですと、土地そのものに価値がなく、更地にして土地を売った方が良いケースもあります。
一般的に木造建築物の場合、築22年を超えると建物価値はゼロになると言われています。
長く住んでいる家はそれだけ経年劣化も激しいですし、所々傷んでいたり、腐食している部分もあるかと思います。
単純にそういった家に新たに住みたい人がいるかといえば、なかなかそういった人を探すのは難しいです。
その場合は建物を解体して更地にして売却するケースが多くなっています。
もちろんリノベーションやリフォームをして建物を維持する方法もありますが、費用対効果が良いと判断されなければ解体を選択する形になるはずです。
更地にしてしまえば、土地の流用性が高まるので買主（主に不動産会社）が現れる可能性が高いです。
また更地にするメリットとして、土地の状態を確認できるメリットもあります。
例えば地中埋設物が埋まっていないか、軟弱地盤になっていないのかなどを改めて調査することができるため、ハウスメーカーにとっても安心できる地盤で新たな住宅を建設できると判断できます。
ただし、もし地盤が弱いと判断されると、地盤改良費を求められる点があることは理解しておきましょう。